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ヴァンガード 7デイズ パワーリザーブ スケルトン “グリーン” （以下「ヴァンガード 7デイズ」という。）
ヴァンガード 7デイズは、フランク ミュラーの新たな “時” のコンセプトを基に、社の
高度な技術力と先進のテクノロジーを駆使し、約7日間の長時間駆動を可能にした究極の手巻き式腕時計です。
掲載しているグリーンのモデルは、ヴァンガード 7デイズ シリーズ初のカラーリングとなります。
フランク ミュラーの腕時計のラインアップには、カラーダイアル（色付きで仕上げられた文字盤）が存在しますが、
全体の数％しか作られていない貴重な個体となり、中でもグリーンは、特に珍しい彩色のため
フランク ミュラーのコレクターに向けて制作された一品となります。
ヴァンガード 7デイズは、フランク ミュラーの新たな “時” のコンセプトを基に、社の
高度な技術力と先進のテクノロジーを駆使し、約7日間の長時間駆動を可能にした究極の手巻き式腕時計です。
掲載しているグリーンのモデルは、ヴァンガード 7デイズ シリーズ初のカラーリングとなります。
フランク ミュラーの腕時計のラインアップには、カラーダイアル（色付きで仕上げられた文字盤）が存在しますが、
全体の数％しか作られていない貴重な個体となり、中でもグリーンは、特に珍しい彩色のため
フランク ミュラーのコレクターに向けて制作された一品となります。
ヴァンガード 7デイズは、最もシンプルで時間を知る道具として始まった「時計」に焦点をあて、2013年に「Caliber 1702」を開発しました。それは、約168時間巻き（約7日間）というロングパワーリザーブで、腕時計としての驚異的なハイスペックを備えています。 その開発には、多くの超えるべき高いハードルがありました。かつての柱時計や置き時計といった大型の時計と同等の稼働時間を持つための長いゼンマイを必要とし、また同時に、腕時計へのダウンサイズィングを図るためには、極めて薄く、且つ強度を持った合金自体の選定も余儀なくされました。ゼンマイを収めたツインバレルも通常の横配列ではなく、2階建てに重ねた2重香箱の発案によって、画期的な巻き上げシステムとスペースの確保を両立しています。さらに、ビッグパワーのある傍ら、毎時18,000振動の低速（ロービート）の調速・脱振機で運転させながら、精度と安定性を維持することは、コンプリケーションウォッチと変わらない挑戦となっています。
そして2017年「Caliber 1702」をさらにチューンアップさせ「Caliber 1740VS」が誕生します。これが今回紹介するヴァンガード 7デイズ パワーリザーブ スケルトンのムーブメントです。
本来時計の顔となる文字盤を排除し、その下層部にあるムーブメント全体を極限まで削ぎ落とし、徹底した躯体構造のみの美しさに心血を注いでいます。また、それはその細部に至るまで徹底されています。9時位置のチラネジ付きモノメタルテンプの中心部に見る磨かれた銀色の緩急針は、本来は機械の裏側に配置されるべきもので、時計師だけが見る裏方の調整針を、あえてデザインの一部とする洒落た演出が施されています。
躯体のベースとなるグリーンのメタル素材は、軽度、耐食性を兼ね備えた高品質なアルミニウム合金を採用し、シンメトリカルに配置したV字型のブリッジは、まるで吊り橋のような巨大建築の構造体を想起させます。そして、 ヴァンガードケースによる秀逸なスタイリングは、曲線と直線が織りなす「ストリーム ライン モダン」と呼ばれる1930年代のアール・デコ様式に見る、マシン・エイジ時代のアヴァンギャルドな美意識が、その容姿に完璧なバランスの黄金比を成立させています。
本来時計の顔となる文字盤を排除し、その下層部にあるムーブメント全体を極限まで削ぎ落とし、徹底した躯体構造のみの美しさに心血を注いでいます。また、それはその細部に至るまで徹底されています。9時位置のチラネジ付きモノメタルテンプの中心部に見る磨かれた銀色の緩急針は、本来は機械の裏側に配置されるべきもので、時計師だけが見る裏方の調整針を、あえてデザインの一部とする洒落た演出が施されています。
躯体のベースとなるグリーンのメタル素材は、軽度、耐食性を兼ね備えた高品質なアルミニウム合金を採用し、シンメトリカルに配置したV字型のブリッジは、まるで吊り橋のような巨大建築の構造体を想起させます。そして、 ヴァンガードケースによる秀逸なスタイリングは、曲線と直線が織りなす「ストリーム ライン モダン」と呼ばれる1930年代のアール・デコ様式に見る、マシン・エイジ時代のアヴァンギャルドな美意識が、その容姿に完璧なバランスの黄金比を成立させています。
ヴァンガード 7デイズは、先進的な印象を感じさせますが、古くからあるゼンマイのほどける力で時を刻みます。エネルギー問題が問われる昨今、この約7日間も動く機械式腕時計の仕組みは、約300年の歴史を感じさせ、デジタル機器が当たり前の時代にその対極を探求する機械です。美しい色彩、繊細なデザイン、細部へのこだわり、信頼性のある性能“ヴァンガード 7デイズ”は、デジタル時代に、ふとした時に感じる“時の大切さ”を見事に表現したフランク ミュラーの新たなるコンプリケーションになっています。
幻のシリアルナンバー
Serial Number：00
Serial Number：00
“00” それは、存在するが、通常、目に触れないシリアルナンバーです。
1992年の創業以来、フランク ミュラーのタイムピースの裏側には、リファレンス（個別の製品番号）とシリアルナンバー（個別の製造番号）が刻印されています。これらの詳細情報は、ウォッチランドにて厳格に管理され、世界各国のディストリビューター（正規販売代理店）に出荷されています。
創業当時のシリアルナンバーには、JA**（日本のディストリビューター向け）、CN**（スイスのディストリビューター向け）、US**（アメリカのディストリビューター向け）など国ごとの品番がシリアルナンバーの前に付与されていましたが、1994年頃から国別表記が見られなくなりました。以降、生産個体数の大小に関わらず、国ごとに割り当てるシリアルナンバーに偏りがおきないようランダムに出荷されています。
フランク ミュラーの腕時計は、美的感覚や超高品質を重視するモノづくりのため、国内入荷が10本にも満たない腕時計も数多くあります。このような高品質を重視するブランド姿勢はコレクターに周知されており、特に桁数の小さいシリアルナンバーに関しては、“美術品”ならではの高い価値を感じる収集家も存在します。
1992年の創業以来、フランク ミュラーのタイムピースの裏側には、リファレンス（個別の製品番号）とシリアルナンバー（個別の製造番号）が刻印されています。これらの詳細情報は、ウォッチランドにて厳格に管理され、世界各国のディストリビューター（正規販売代理店）に出荷されています。
創業当時のシリアルナンバーには、JA**（日本のディストリビューター向け）、CN**（スイスのディストリビューター向け）、US**（アメリカのディストリビューター向け）など国ごとの品番がシリアルナンバーの前に付与されていましたが、1994年頃から国別表記が見られなくなりました。以降、生産個体数の大小に関わらず、国ごとに割り当てるシリアルナンバーに偏りがおきないようランダムに出荷されています。
フランク ミュラーの腕時計は、美的感覚や超高品質を重視するモノづくりのため、国内入荷が10本にも満たない腕時計も数多くあります。このような高品質を重視するブランド姿勢はコレクターに周知されており、特に桁数の小さいシリアルナンバーに関しては、“美術品”ならではの高い価値を感じる収集家も存在します。
本作品は、“00 / 15”のシリアルナンバーが刻印されています。これは世界限定15本の内の一本になりますが、00を含めると16本存在することになります。いわば幻の個体が存在することになります。フランク ミュラーの場合、通常00番が入っている個体は、製品版のお披露目用に使用しています。言い換えれば、ブランドが保有する歴史資料の文化財に近く、実在する番号でありながら、通常ブティックで目に触れない個体となります。
今回、FRANCK MULLER e Boutiqueでは、シリアルナンバー“00”を入手いただけるよう準備いたしました。世界に１本しかない幻の個体をぜひコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
| 造年 | 2020年製 |
|---|---|
| リファレンス | V45S6SQTJ ACVE |
| ムーブメント | 手巻き |
| 表示 | 時、分、6時位置にスモールセコンド |
| パワーリザーブ | 約7日間 |
| 振動数 | 18’000 振動/ h |
| ムーブメント | ヘアライン 、面取り加工 |
| ケース | ステンレススティール |
| ケースサイズ | 縦: 53.70 mm ×横: 44.00 mm × 厚み12.80 mm |
| 文字盤 | スケルトン |
| ストラップ | リミテッド エディション専用ストラップ （グリーンの縫い目を採用した特別仕様の手縫いストラップ） |
| 世界限定 | 15本（2020年10月現在：国内入荷1本） |
| 価格 | 4,300,000円（税抜） |
